省エネ基準7地域、ZEH対応で寒くない
建てる前にネットで色々調べた時には鉄筋住宅はそこまで性能が良くないとあったので少し心配してました。
木造に比べて気密が取れないとか、冬は中の鉄筋から冷えるので暖かくないだとか…
新しく建てた家はハウスメーカーの提案でZEH対応、長期優良住宅にしました。
住んでいる地域では雪はほぼ降りません。
2年近く住んでますが、30年以上前に建てた実家や賃貸住宅に比べたらかなり過ごしやすいです。
我が家の大まかな間取りについて
玄関と洗面所・お風呂を共有しており、玄関から階段をのぼって2階に行く時間取り。
1階(廊下なし)
・寝室が2部屋
・13畳のLDK
・洗面所(兼部屋干し場所)、トイレ、お風呂場
1階は両親2人なのでこの狭さでも特に不便はなさそうです。
お正月やお盆など12人くらい家族が集まる時もありますが、ソファーを置いてないこともあり普通に食事等できますし、少人数なら宿泊することもできます。
2階
・3部屋、キッチン、小さいフリースペース。
私と娘は同室ですが、他の部屋は5畳ほどと小さいですが個室があります。
5畳は狭いかな?と思ったけれど、下に収納できるタイプのベッドにしているので、机を置いてもまだ少し余裕はあります。
ただ高校生の子供がお友達を連れてくるとなると1人かせいぜい2人までかな?という狭さではあります。
1階と2階でどう違うか?
リビング階段ではなく、玄関から2階へ行けるので、冷たい空気もしくは暖かい空気が流れていくということもありません。
1階2階共に各部屋の扉を開けてという条件ではあるけれど、それぞれエアコン1台(上下で2台)で家中ほぼ快適に過ごせます。
家の中での温度差が少ないので、高齢の両親にもヒートショックの心配もありません。
本当はZEHより上のHEAT20 G1グレードが良かったけれどそこまでの予算がなく…
気密測定はしていないので実際どれくらいなのかは分からないけれど、今のところ不満はないです。
寒波が来ていた日の室温の変化
我が家はswitchbotの温湿度計を数か所に設置していて、そのデータです。
夜寝る前の21時頃にエアコンを切り、朝5時頃の外気温マイナス4度の時でも、室温は14度ほどでした。
これを見ると1階が思っていたより寒くなく、というより2階より若干暖かいことに驚きでした。
この温湿度計はエアコンの送風口の所につけていて、エアコンをつけると一気に温度は上がりますが、上下とも基本的に設定温度は20度くらいです。
ちょっと寒いなと思う時は21度に上げることもありますが、設定温度20度でも各部屋は十分暖かく感じます。
全館空調か個別エアコンか
全館空調もいいかも?と思ったけど、担当者さんにこの地域ではそこまでいらないと思いますと言われたし、実際なくても平気でした。
上に書いたように、個別エアコンですらなく、各階にエアコン1台ですがそれでも充分冷暖房は効いてます。
ZEHということで最低限の断熱効果があるんでしょう。余裕があればしたかったHEAT20のG1 とかならもっと違ったのかな?とも思いますがそこまでのお金は出せなかったし、九州はZEHでも大丈夫でした。
全館空調とは違うので、もしエアコンが壊れてもエアコンを取り替えるだけでいいというのも気が楽です。
年間の電気代は?
ZEHにする為に太陽光発電を載せていて蓄電池もあります。
太陽光は4kwと多くはないですが、天気のいい日の日中はある程度太陽光で賄えているようです。
二世帯住宅でそれぞれに洗濯、衣類乾燥機、食洗機を使うので日によっては日中でも買電しています。
一年間の電気代は19万4千円ほどですので、平均すると1万6千円ちょっと、春は低め、夏冬で2万前後となっています。
売電価格は1年間で4万2千円と決して高くはないですが、二世帯それぞれで特にけちけちすることなく家電を色々使ってこの値段なので充分だと思っています。
最近は特に電気代が高くなってますが、そこまでビクビクすることもなく使えるので、太陽光発電と蓄電池はつけて良かったと思ってます。
まとめ
雪の降ることのない九州地方ではZEHでも鉄筋住宅は寒くない。
以前住んでいた築30年ほどたつ賃貸住宅や、建て替え前の実家に比べると段違いに家じゅうが快適で過ごしやすい。
もちろん気密という点では木造住宅には及ばないんだろうけど、普段暮らしていくなかで気になることはないですね。